アジア競技大会2026、eスポーツ格闘ゲームで日本は銀メダル――地元開催、韓国に土をつけられず

第20回アジア競技大会(愛知・名古屋2026)で行われたeスポーツ・格闘ゲーム団体戦(Street Fighter 6・Tekken 8・The King of Fighters XV)の決勝が2026年9月26日、愛知国際展示場(愛知県常滑市)で行われ、韓国が地元開催の日本を5-2で下し金メダルを獲得した。日本は銀メダルとなった。

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決勝の経緯――無敗だった韓国のKOF代表

韓国代表は、ストリートファイター6のYeon Je-gil(Dakorgi、KT Rolster所属)、鉄拳8のBae Jae-min(Knee、Kiwoom DRX所属)、The King of Fighters XVのLee Kwang-no(MadKOF)の3人。このうちLee選手は大会を通じて無敗という圧倒的な強さを見せた。決勝の勝敗を分けたのは第6セットだったと報じられている。この試合でYeon選手が使用キャラクター(ビショップ)で日本選手のガイルを撃破し、そのまま韓国が優勢に持ち込んだ。試合前、Yeon選手は「自分が最高のパフォーマンスをすれば、結果は自然とついてくる」と語っていたという。日本と韓国のライバル関係は格闘ゲームシーンでは以前から知られており、地元開催という後押しがあってもなお、韓国の壁を越えられなかった形だ。

団体戦という形式が持つ特性

この結果を、単に「惜しかった」という感想で終わらせず、もう少し掘り下げて考えてみたい。まず、団体戦という形式は、個々の選手の実力だけでなく、3タイトル全体でのバランスや、誰にどの試合を託すかという戦略も結果を左右する。今回、韓国は3人ともそれぞれの得意タイトルで安定した強さを見せたのに対し、日本は地元の声援を受けながらも、僅差の展開で競り負けた。実力差というより「勝負所での一手」が結果を分けたと見ることもできる。

eスポーツを仕事にするという視点

もう一つ考えたいのは、こうした国際大会の結果が、eスポーツを仕事にしたいと考える人にとってどんな意味を持つかという点だ。銀メダルという結果は、日本のトップ選手たちが世界トップクラスの実力を持っていることの証明でもある。同時に、そのトップ選手になるための競争がいかに激しいかも示している。プロ選手として大会に出場することだけがeスポーツに関わる唯一の道ではない。実況・解説、チームの運営スタッフ、イベント運営、コーチングなど、選手を支える周辺の職種も、業界の広がりとともに求人が増えている分野だ。

キャリアの選択肢を広げるきっかけに

Hiraku agentへの相談の現場でも、eスポーツ業界でのキャリアを考える相談者は増えているが、その多くが「プロ選手一本」ではなく、実況・解説・チームスタッフ・イベント運営なども含めた複線的なキャリア設計を検討しているという(この点は現時点でHiraku担当者の仮の回答に基づくものであり、実データでの再確認が必要)。今回のような国際大会の熱気を、選手としてだけでなく、業界を支える様々な立場から捉え直してみることも、キャリアの選択肢を広げる一つのきっかけになるかもしれない。

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この記事を書いた人

ゲーム業界のキャリア・転職・業界動向を発信するHiraku GameTimes編集部です。

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