Auroch Digital、スタッフの約25%を削減へ――「市場環境の悪化が我々にも」
英国のゲームスタジオAuroch Digitalが、2026年10月26日、自社のソーシャルメディア投稿でスタッフの約25%を削減すると発表した。投稿では「他の多くの開発者仲間を苦しめてきたものと同じ市場環境が、我々にも及んだ」とコメントし、不確実な業界の状況を乗り越えるための再編であると説明している。
どんなゲームを手がけてきたスタジオか
Auroch Digitalは、ローグライク風サバイバルアクション『Warhammer Survivors』、シューティングシリーズ『Warhammer 40,000: Boltgun』(続編『Boltgun II』を含む)、『Starship Troopers: Ultimate Bug War!』等を手がけてきた英国のスタジオで、人気IP(知的財産)を活用したライセンスタイトルを強みとしている。今回の発表では、『Warhammer Survivors』と『Boltgun II』の発売後サポートは継続すると説明されている。
Sumo Group傘下という位置づけと、同業への再雇用依頼
Auroch Digitalは、Sumo Digital(Sumo Group傘下)に属するスタジオである。大手グループ傘下であっても、個別スタジオ単位での人員調整が行われている点が今回の事例の特徴といえる。同社は発表の中で、業界の他社に対し、削減対象となったスタッフの採用を検討してほしいと呼びかけており、スタジオ間で人材を橋渡しする姿勢を示している。
Hiraku agentの現場から見えること
Hiraku agentへの転職相談の現場でも、中堅・インディー規模のスタジオで働く相談者から、「大手グループ傘下だから安心」という認識が必ずしも成立しないという相談が増えているという(この点は現時点でHiraku担当者の仮の回答に基づくものであり、実データでの再確認が必要)。【仮データ・テスト用(実際のHiraku担当者からの回答ではない)】グループ全体の業績と個別スタジオ・個別プロジェクトの状況は別であり、所属スタジオ単体の状況を把握しておくことが重要になるとのことだ。
まとめ:ライセンスIPタイトルの強みを持つスタジオにも及ぶ再編
Auroch Digitalの今回の発表は、人気IPを活用したライセンスタイトルという強みを持つスタジオであっても、業界全体の市場環境の悪化とは無縁ではいられないことを示している。同業への再雇用の呼びかけという協調的な対応とともに、今後のスタジオの体制がどう変化していくか注視したい。

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